Archive for the ‘アカデミー賞を全部観る’ Category

ラストエンペラー

2010/9/2 | アカデミー賞を全部観る, 映画

ラストエンペラー

「ラストエンペラー」を観た。

観たのはオリジナル版の、219分のもの。長いって。
長いんだけど…そこそこ面白いというか、そんなに眠くなるところもなくて最後まで惹きつけられた。

観るのは何度目かだけど、随分忘れてるもんだ。

ジョン・ローンもジョアン・チェンもどこへ消えたんだろう。
坂本龍一の曲は美しい。でもオープニングのDavid Byrneによる曲も好きなんですけどね。

以前までの認識では、この映画での現在にあたる溥儀の晩年のエピソードがとても良かった印象だったけど、今回観てみて、幼年時代とかのエピソードもクオリティ高いなあと思わされたものでした。満州のエピソードはなあ…どうも好きになれない。坂本龍一のせいだろうか…

長いけど、いい映画ですね。

 
1987年(第60回)アカデミー賞
作品賞受賞
監督賞受賞(ベルナルド・ベルトリッチ)

 

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ネットワーク

2010/8/9 | アカデミー賞を全部観る, 映画

ネットワーク

「ネットワーク」を観た。

昔の映画。アカデミーノミネート。シドニー・ルメット監督。映画好きには有名らしいです。俺は初めて観ましたが。

フェイ・ダナウェイとかロバート・デュバル。
ネットワークってのはインターネットのことじゃなくて、テレビ局のネットのことですね。テレビ局が視聴率に狂奔してる様を描く映画で、風刺である。

で、それが面白いかというと微妙だった。
これは脚本演出に問題があると思うんだが、テレビ局内を風刺するのは面白いんだけど、誰がどの立場でどうなったらその人にとっては狙い通りなのか、そのへんがわかりにくいんですよ。観てて。
もうどいつがどんな目的を持ってるのかよくわからなくて。観てて少しも惹き込まれなかった。

フェイ・ダナウェイもロバート・デュバルも若い。狂気のアンカーを演じた男は、アカデミー直前に死亡して、死後受賞ですって。

 
1976年(第49回)アカデミー賞
作品賞ノミネート
主演男優賞受賞(ピーター・フィンチ)
主演男優賞ノミネート(ウィリアム・ホールデン)
主演女優賞受賞(フェイ・ダナウェイ)
助演男優賞ノミネート(ネッド・ビーティ)
助演女優賞受賞(ベアトリス・ストレイト)
監督賞ノミネート(シドニー・ルメット)

 

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風と共に去りぬ

2010/7/27 | アカデミー賞を全部観る, 映画

風と共に去りぬ

「風と共に去りぬ」を観た。

観ましたよ、初めて観た。もちろん超有名作品ですが、こういうのはもともと観ることはなかった。アカデミー賞ノミネート全部観るなんてしなかったら一生観なかったかもなあ。

嫁はリバイバル上映のを劇場で観たのだという。すごいすね。
しかしこれ長いって。222分。4時間弱である。

俺今まで観た映画で一番長かったのはベルトリッチの「1900年」で5時間ちょっとだと思う。あと「美しき諍い女」のロングバージョンは4時間くらいあったような。「風と共に去りぬ」もなかなかのものだ。DVDには開場中と途中休憩中とか、全部収録してある。

ストーリーは有名だろうから省略して、ざざっと感想を書くと、ヴィヴィアン・リーの役は奔放だとは思うけどあんまり好かれるキャラじゃないなあと思った。それで達者かというとそうでもなかった。クラーク・ゲーブルは紳士だった。話は前半のところで終わってもあんまり違和感ないよなあと思った。後半は正直そんなに楽しくなかったんだが、結局クラーク・ゲーブルとくっついて、うまくいかなくて、あんな終わり方するとは思ってもいなかった。
こんな痴話喧嘩に落とし込む4時間弱とは…

南北戦争の雰囲気が台詞とナレーションによって説明されるのはしょうがないのか?一番すごいのは、これが1939年公開ということですよね…終戦前ですよ。カラーですよ。

その時代に、巨費を投じてこれをつくりあげてしまうあたり、ハリウッドの恐ろしさを感じた。あとタラのテーマはお馴染み。

 
1939年(第12回)アカデミー賞
作品賞受賞
主演男優賞ノミネート(クラーク・ゲーブル)
主演女優賞受賞(ヴィヴィアン・リー)
助演女優賞受賞(ハティ・マクダニエル)
助演女優賞ノミネート(オリヴィア・デ・ハヴィランド)
監督賞受賞(ヴィクター・フレミング)

 

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パルプ・フィクション

2010/7/9 | アカデミー賞を全部観る, 映画, 映画(おすすめ)

パルプ・フィクション

「パルプ・フィクション」を観た。

劇場公開は観てないが、ビデオ公開以来何度も何度も観てる。
なので話とか台詞とかほとんど覚えてると思ってて(でも忘れてるところも結構あったりする)、今回は英語音声の英語字幕で観ようかなと思った。
ところがDVDに英語字幕は収録されていなかったのでした。残念。

まあ観てる途中から面白いなあとやっぱり思わされた。
最後に繋がるところで随分すっきりする。が、そこからラストまでのくだりが、若干間延びな印象もある。これは最初に観たときからそう。

それ以外のところは全体的に面白いシーンばかりだし、音楽もやっぱりいいし、キャストも実に豪華だし、映画を観たって気分にさせてくれる。作品賞ノミネートでパルム・ドールを取ってることが当時から揶揄の対象でしたが、作品賞受賞か?という視点で観れば、ちょっと微妙ではある。

今になって思うのは、脚本賞は受賞しているので、むしろアカデミー賞のほうが順当な評価になってるかも、ということだ。

でも全体的には面白いですよ。日本人で観てない人はあまりいないのでは。もし観てても、もう一回観てみることをお薦めする。プロローグでしっかりトラボルタの後姿が映りこんでたり、細かい芸がたくさんあります。

あと、バディ・ホリーがスティーヴ・ブシェミだったり。知りませんでした。びっくり。

 
1994年(第67回)アカデミー賞
作品賞ノミネート
主演男優賞ノミネート(ジョン・トラボルタ)
助演男優賞ノミネート(サミュエル・L・ジャクソン)
助演女優賞ノミネート(ユマ・サーマン)
監督賞ノミネート(クエンティン・タランティーノ)

 

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大空港

2010/7/1 | アカデミー賞を全部観る, 映画

大空港

「大空港」を観た。

1970年の映画か。空港とかを舞台にした、サスペンスドラマ。パニックアクション…とも違う。実際は色々なエピソードを並行して進めるタイプで、最近の海外ドラマの流行のスタイルでもある。多様性とか多相性とか。

もうストーリーとか並行エピソードの細かいところは、Wikipediaに綺麗にまとめられているので、そちら参照。

そこそこ面白い映画だった。どうしても古さはある。でもこの時代にこんな脚本があったんだーと思わされるし、なんといってもジャクリーン・ビセットの半端ない美人度を確かめる意味でも、映画好きは一度は観たほうがいいかもしれません。
(映画好きはすでに観てるよって話もある)

 
1970年(第43回)アカデミー賞
作品賞ノミネート
助演女優賞受賞(ヘレン・ヘイズ)
助演女優賞ノミネート(モーリン・ステイプルトン)

 

【ロードショー】表紙/ジャクリーン・ビセット 1975年5月号 [雑誌] 【ロードショー】表紙/ジャクリーン・ビセット 1975年5月号 [雑誌]


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日の名残り

2010/6/25 | アカデミー賞を全部観る, 映画, 映画(おすすめ)

日の名残り

「日の名残り」を観た。

これも食わず嫌いだった映画だな。エマ・トンプソンのあたりが…
しかし意を決して観てみると、これが面白かったわけだ。

ある執事のアンソニー・ホプキンスがいて、第一次世界大戦と第二次世界大戦の間で、世間が色々と変わっていくことや、その後の現代(といっても60年代)に懐かしい人に再会したりと、重厚な構成だ。

丁寧な演出や、適切なテンポ、演技の安定感。確かな仕事感。観てる途中から、おおこれ面白いなと思いだして最後までしっかり味わい深かった。
まあ途中からエマ・トンプソンがニコラス・ケイジにしか見えなくなって閉口したが。似てるんだよ、ニコラス・ケイジとエマ・トンプソン。

落ち着いて観る映画として、おすすめ。題名もいい。
そうかクリストファー・リーヴは落馬前の頃なんですね、これ…

 
1993年(第66回)アカデミー賞
作品賞ノミネート
主演男優賞ノミネート(アンソニー・ホプキンス)
主演女優賞ノミネート(エマ・トンプソン)
監督賞ノミネート(ジェームズ・アイヴォリー)

 

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評決

2010/6/23 | アカデミー賞を全部観る, 映画

評決

「評決」を観た。

その存在を知ってはいたが、なんとなく観るのを避けていた食わず嫌い映画。
重そうだしなあ。シドニー・ルメット監督だし。

ポール・ニューマン主演の裁判映画である。ポール・ニューマンは酒に溺れてろくに仕事もできないダメな弁護士なんだが、医療ミス(と思われる)植物状態の女性についての裁判をやることになり、楽勝かと思われたんだが、いろいろ妨害も入り苦境に立たされる。でも「これで俺も変われるかもしれない」と立ち向かい、やがては…という話である。

これがねえ、えらく面白かったんだ。
演技もよかったが、演出だろうなあ。最後までどどーーんと観てしまったのである。

裁判劇なので詳しく書けないが、そういう裁判もの好きなら観たほうがいいと思う。
これが30年近く前の作品とはなあ。

 
1982年(第55回)アカデミー賞
作品賞ノミネート
主演男優賞ノミネート(ポール・ニューマン)
助演男優賞ノミネート(ジェームズ・メイスン)
監督賞ノミネート(シドニー・ルメット)

 

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